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万葉集
三挽歌
七年乙亥〈◯天平〉大伴坂上郎女悲嘆尼理願死去作歌一首并短歌 栲角乃(たくつぬの)、新羅国従(しらぎのくにゆ)、人事乎(ひとことお)、吉跡所聞而(よしときかして)、問放流(とひさける)、親族兄弟(やからはらから)、無国爾(なきくにに)、渡来座而(わたりきまして)、太皇之(すめろぎの)、敷座国爾(しきますくにに)、【内日指】(うちひさす)、【京】思美弥爾(みやこしみみに)、里家者(さといへは)、左波爾雖在(さはにあれども)、〈◯下略〉