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日本書紀
十一仁徳
三十年九月乙丑皇后遊行紀国、〈◯中略〉天皇遣舎人鳥山令還皇后、〈◯中略〉皇后不還猶行之、〈◯中略〉即越那羅山望葛城歌之曰、兎芸泥赴(つぎねふ)、揶莽之呂餓波烏(やましろがはお)、弥揶能朋利(みやのぼり)、和餓能朋例麼(わがのぼれば)、阿烏珥予辞(あおによし)、【儺羅】烏輸疑烏陀氐夜莽苫烏輸疑(ならおすぎおだてやまとおすぎ)、和餓弥餓朋辞区珥波(わがみかほしくには)、箇豆羅紀多伽弥揶(かづらきたかみや)、和芸弊能阿多利(わぎへのあたり)、