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倭訓栞
前編十一佐
さがみ 相模は、さがはさうの転、みはもの転也、相楽おさがらとよむも同じ、もと坂見の義にて、足柄筥根より見下す国なる故也といへり、又牟佐上のむお略したる也、むさしにむかへていふともいへり、