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日本書紀
七景行
四十年十月癸丑、日本武尊発路之、〈◯中略〉自日高見国還之、西南歴常陸至甲斐国、居于酒折宮、時挙燭而進食、是夜以歌之問侍者曰、珥比麼利(にひはり)、兎玖波塢須擬氐(つくはおすぎて)、異玖用加禰兎流(いくよか子つる)、諸侍者不能答言、時有秉燭者、続王歌之末而歌曰、伽餓奈倍氐(かがなへて)、用珥波虚々能用(よにはこヽのよ)、比珥波苫塢伽塢(ひにはとおかお)、即美秉燭人之聡而敦賞、