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夫木和歌抄
三十一里
おやまのさと(○○○○○○)〈小山下野或近江〉 家集 俊頼朝臣 紅葉せしおやまの里の恋しさにしぐれてのみもあけくらす哉〈◯中略〉 しほやのさと(○○○○○○)〈下野〉 中務卿親王 ことヽはんしほやの里に住蛋もわがごとからき物や思ふと