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古事記伝
二十二
旦波(たには)〈(中略)さて此の名は多邇波(たには)なるお、後の世にたんばと唱ふるは、字音に牽れて訛れるものなり、邇(に)おんと撥るから、音便に波(は)おも濁るなり、〉名義未思得ず、