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道ゆきぶり
此坂〈◯橘坂〉過て西のふもとに入海有、東西に山さしめぐりて、其前に島あり、西ひんがしのあはひに、二のわたり有て、舟ども是お出入なめり、猶おきのかたにあたりて、木しげりたる小島ども七八ばかりならびてみゆ、