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八雲御抄
三上居所
路 舟〈ち、みち、二ながらなり、〉 山 家 苔 かけ 野 関 浦 浜 浪 雲 とお 磯通 通 夢 別 ふる 中〈源氏〉 下 上 しほ 細 川〈源氏に、川辺の中やとりにと雲り、〉 東 こし つくし〈万〉 山と〈大和にも、つくしにもやまとは有、〉 はりま 信濃 近江 伊勢 なら ならのおほぢ なには 足〈万〉 ゆ〈万〉 海つち 宮 宮こ〈後〉 宮け〈万〉 こせ 御こし〈万、三越、越前、越中、越後、〉 とお〈貫之〉 若狭 丹波 播磨 紀伊 伊賀 出雲 あへの市〈万〉 雲いぢ〈陸奥おいへり、とおき由也、〉 ひなのながぢ〈万〉かげふむ道〈柳などの下也〉 いでの中道 ふるの中道 ふたみち〈万〉 おほの〈万、大和也、〉 さほ〈万〉 とよはつせぢ〈万〉 たつた きそぢ ふたみ〈三河〉 ふすま〈万、衾、ひきての山とつヾけたり、〉 紅のすそひくみち〈万〉おのヽほそみち いはのかげみち