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万葉集略解
十四下
此ひろばし、くさ〴〵説有、先づ翁の説、広橋ならば渡がたからじ、然ば呂は良の意にて、一枚の打橋おいふべしといはれき、契冲は広さ一尋計の橋お雲べしといへり、宣長は此橋は間おおきて石お並べたる石(いは)橋にて、其間々の広きお雲なるべし、