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江戸名所図会

大鼓橋 同所〈◯夕日の岡〉坂下の小川に架せり、〈目黒川といへり〉柱お用ひず、両岸より石お畳み出して橋とす、故に横面より是お望めば、大鼓の胴に倣仏たり、故に世俗しか号く、享保の末、木食上人〈心誉おいふ歟〉是お制するとなり、