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国花万葉記
十一信濃
木曾の掛橋 あげ松と雲宿より福島宿へ越る間也、則掛橋と雲里有、山の阻に渡したる橋也、 名景 きそぢのはし きそのかけぢのまる木ばし共よめり 東路の木その掛橋 しなの成木その掛橋 よぶこ鳥 雪 駒なづむ あやふきよしおよめり