[p.0430]
富士紀行
十四日、〈◯永享四年九月〉こヽの御とまりお立侍しに、河あり、これや豊川と申わたり(○○○○○○○)ならむとおぼえて、 かり枕いまいく夜有て十よ川やあさたつ浪の末おいそがむ