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万葉集
三雑歌
博通法師往紀伊国見三穂石室作歌三首 皮為酢寸(はたすき)、久米能若子我(くめのわくごが)、伊座家留(いましける)、三穂乃石室者(みほのいはやは)、雖見不飽鴨(みれどあかぬかも)、常磐成(ときはなる)、石室者今毛(いはやはいまも)、安里家礼騰(ありけれど)、住家類人曾(すみけるひとぞ)、常無里家留(つねなかりける)、石室戸爾(いはやどに)、立在松樹(たてるまつのき)、女乎見者(なおみれば)、昔人乎(むかしのひとお)、相見如之(あひみるごとし)、