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東雅
二地輿
林〈◯中略〉 叢木の山にあるおそまといふ、義亦不詳、旧事紀、古語拾遺等に、手置帆負(たおきほおひ)神、彦狭知(ひこさしり)神おして、大峡少峡(おほがひおがひ)之材お伐て瑞殿(みつのみあらか)お造られしと見えしは、其事後に杣木お伐りて、宮材引などいふに同じければ、後にそまと雲ひしは、上古に大峡少峡などいひしに同じかるべし、