[p.0936]
[p.0937]
太平記
二
俊基朝臣再関東下向事 落花の雪に踏迷、片野(○○)の春の桜がり、紅葉の錦お衣て帰、嵐の山の秋の暮、一夜お明す程だにも、旅宿となれば懶に、〈◯下略〉