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千載和歌集
二十神祇
有馬の湯(○○○○)に、忍びて御幸ありける御供に侍りけるに、湯の明神おば、三輪の明神 となむ申し侍ると聞きて、物にかき付け侍りける、 按察使資賢 珍しく御幸お三輪の神ならば験あり馬のいでゆなるべし