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八雲御抄
五名所
沼 つくまえのぬま〈近 後拾、みくりひく、道信歌、〉いならの〈上野 万、おほ井 草〉いかほの〈同 万、なき、在山上池也、〉いはかき〈同 万、隻非名所も詠之、〉かほやり〈同、万、可保夜とかけり、仍或かほよかといへり、〉あさかの〈陸 古、はなかつみ、あさかの沼に詠菖蒲ひがことなり、彼国に無菖蒲、仍かつみお五月もふくなりと在俊頼抄、〉 たまえの〈摂 千 清輔 あし〉 あさヽは〈千 顕仲〉 あかすの〈武〉