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海は、うみと雲ひ、古くはあま、又はわたとも雲ふ、而して其大なるものお、うなばら、若しくは、わたのはらと雲へり、うみの称は、常に鹹水の渺慌たるものに用いれども、希には淡水の広大なるもの、即ち湖沼等に通することあり、