[p.1255]
倭訓栞
前編四宇
うしほ 潮およめり、古事記に、海塩お書り、焼たる塩に対へていふなり、新撰字鏡には、しほみづとよめり、字彙に、潮者地喘息也、随月消長、早曰潮晩曰夕、所以応月者、従其類也、