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古事記伝
十七
海辺は宇美弁多(○○○○)と訓べし、書紀に、海畔、古今集〈恋三〉に、世おうみべたに雲々とあり、万葉十二〈廿丁〉に、淡海之海(あふみのうみ)、辺多波人知(へたはひとしる)、後撰集に、へたのみるめ、