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本草綱目訳義
五十/獣
牛〈○中略〉
二通りあり、〓牛水牛のこと集解にくわし、形小にして農家につかふは〓牛と雲、すなはち北牛也、唐で北国に生る、故に名づく、又京に車おひかせるお車うしと雲、是は時せつの水牛と雲也、ことひのこと也、全たいは雄おこといと雲、しかれども大なる故誤て雲也、漢名水牛也、又和名にすいぎうと雲ものあり、蛮国より大なる角ばかり来る、くしこうがいにする、和生なし、是蛮国より唐へも行、故に唐で蕃牛角と雲、〈広東新語〉