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乗騎要法

於路志之馬(○○○○○)之事
凡於路志の馬に騎に、轡と鞍鐙と善一合して、而て鞍中完順に鐙中実あるお以て主とす、余は已に上に見ゆ、
或問、於路志と雲に故ありや、曰按ずるに、於路志一に下嵐に作り、一に下風に作る、〈○中略〉本朝馬 の行歩お相して於路志と謂者は、其疾に因て名づくる者にして、則山下風に比する者也、