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本草綱目訳義
五十一/獣
山羊 和産不知
唐には品類多し、近来みせ物にするうみむこ(○○○○)と雲者あり、此は杜撰也、是は馬の形の如し、大さも同じ、頭は高く細く羊の如し、甚臭気あり、額の真中に大なる角一つあり、高さ一寸ほど立、上は左右に分れ、うしろへまがる、一尺ばかり、牛、角ほどの大にして、其角ひつなりにしてまろからず、色くろし、