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重修本草綱目啓蒙
三十五/寓類怪類
獼猴 このみどり(○○○○○)〈古歌〉 よぶこどり(○○○○○) いそのたちは(○○○○○○)き いその(○○○○) たもとまひ(○○○○○) こがのみこ(○○○○○) たかのみこ(○○○○○) たか(○○) ましら ましこ まし〈今南部にてもましと雲、梵言摩斯咤の 音なり、〉 すヾのみこ(○○○○○)〈以上十名、共同上、〉 さる 一名人君〈抱朴子〉 木猴〈埤雅〉 孫慧郎〈已瘧編〉 葛〓〈楊慎外集〉 尾君子〈清異錄〉 惺惺奴〈同上〉 黄褐侯〈事物紺珠〉 鞠侯〈余姚県志〉 孫供奉〈事物異名〉 猴猻〈類書纂要〉 猢猻〈秘伝花鏡〉 馬猴〈広東新語〉 猴児〈訓蒙字会〉 頭、一名封君、〈石薬爾雅〉 二千石脳〈同上〉
猿の字おさると訓ずるは非なり、猿はてながざるなり、後の茸の附錄の猨なり、