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倭訓栞
前編六/加
かせぎ 日本紀に鹿およめり、角の体桛に似たるよりの名也といへれど、鹿柵(かせき)お直に其物に呼たるなるべし、〈○中略〉伊豆風土記に、鹿柵の射手といふ事見えたり、しかふせぎの訓なるべし、