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本草綱目訳義
五十一/獣
鹿〈○中略〉
鹿の角お製して膠にするお、鹿角膠、又白膠とも雲、前の角膠と製する人の名お書たるもあり、今不然、薬店には牛皮膠と此角膠と混じてあり、牛皮膠はにかば、鹿角膠は酒制するがよし、製法奥にあり、是お煮て和にして粉にしたるお鹿角霜と雲、又日本にては角直に焼て角石と雲、色白し、眼科などつかふ、