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本草綱目訳義
五十一/獣
野豬〈いのしヽくさいなぎ古名〉 ふすい〈古歌〉 ふすいどり しながどり〈皆歌〉此獣山中に多し、よく茂たる処の谷に日中に隠て、夜は外に出田畠お荒す、毎夜通る道が定る故に、しヽ道と雲て深山に道すじあり、人の通路の如し、形はぶたに似て大也、