[p.0465]
本草綱目訳義
五十一/獣
水獺 かわおそ かわうそ〈誤〉 おそ〈和名抄〉 かはぶそ〈周防〉
是は水辺えいる魚お食ふ、泉水につき害おなす、側に木芙蓉お植れば害おさくと雲、諸魚お食ふ也、別たぼらお好て食ふ、しくちぼらおみるときは、処おさけず、之おとると雲、よく形ぼらに似たり、しくちぼらが水獺に化すると雲は俗説あり、毛和らかにして密也、裘にして、上品、あかつかずと雲て唐に貴む、薬用には肝お用ゆ、癆療薬などに用ゆ、 一名 採菱女〈法言〉 〓 戕〈通雅〉