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八雲御抄
三下/鳥
鶴 たづ まなづる 〈一説白鶴也〉 ひなづる しら鶴 しらたづとも あしたづ 霜のつる くろづる 万十一、たづのとゞろといふ、是なくこえおよそにきく心也、 たづがねとも雲 霜さむくてなくと雲、古歌にもおほし、又本文なり、古歌、あしのはにおくしら露やさむからんさはべのたづのこえのきこゆる、 かける とぶ