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嬉遊笑覧
十二/禽虫
貞享四年発句合、続の原、桃青が判跋に、判士よたりに乞て我も其一にしたがふ、まことや楽にえらるゝもの笛おぬすむに似たりといはむ、されども青鷺の目おぬひ(○○○○○○○)、あふむの口お戸ざゝむ事あたはず雲々、今水鳥屋にては鷺の目お縫ふなり、