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八雲御抄
三/下鳥
鶏 ゆふつけとり〈付木綿相坂に祓故也〉 庭つとり(○○○○)〈万〉 八こえのとり(○○○○○○) くたかけ(○○○○)〈伊勢物語〉 かけろ かけのたれおのみだれおといふ かけ(○○) 鳥のそらねは、函谷関にて鳥のまねおして、人に夜あけぬと、おもはせたる事也、 あけつげ鳥(○○○○○)〈清抄〉 大和物語に、暁になくゆふつけ鳥のわび声と雲り、ゆふつけとりともよむべし、