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八雲御抄
三下/鳥
鳩 はとふくは鳩おまねびて人のふく也、〈あきのはじめよりなくゆへに、はとふくといふ、範兼説、〉はとふくと雲、れうしの所為也、 恋のこゝうにいふは、まぶしさすしづのおのみにもたへかねてといふ歌心也、