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大館常興日記
天文十年正月九日、一以佐内々被尋下候、今度小林江州より罷上候時、六角左京大夫方より、白きふくろうお進上候、仍可被成御内書也、但如何候哉之由被仰下也、此御儀御内書被成候に不及存候、申次方たれにても以書状御自愛被思食候趣、被仰出候通、よく〳〵申させられて、可然奉存候間、言上之仕也、