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八雲御抄
三/下鳥
貌鳥 かほ鳥はかすがやまによめり、かたこひするものといへり、よるひるたえず恋すといへり、まなくしばなくはるののゝといへう、源氏物語にも有、是其鳥と定歟、但定家不知之いふ、推之隻うつくしき烏歟、但未決之、