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万葉集
六/雑歌
四年〈○天平〉壬申、藤原宇合卿遣西海道節度使之時、高橋連虫麻呂作歌一首並短歌、〈○中略〉山彦乃(やまぴこの)、将応極(こたへんきはみ)、谷潜乃(たにぐヽの)、狭渡極(さわたるきはみ)、国方乎(くにがたお)、見之賜而(みしたまひて)、冬木成(ふゆごもり)、春去行者(はるさりゆかば)、飛鳥乃(とぶとりの)、早御来(はやくきまさね)、〈○下略〉