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重修本草綱目啓蒙
二十七/卵生虫
土蜂 ゆするばな(○○○○○)〈和名抄〉 つちばち(○○○○) つちすがり(○○○○○)〈南部〉 あなばち(○○○○)〈○中略〉土中に巣お作るはちお雲、数品あり、地上に小穴お穿て出入す、土中に深く入りて、大なる巣お作る、其蜂形大黄蜂(やまばち)の如し、人、土お堀て其巣お破り、蜜お採る、是土蜜なり、熊野の方言につと雲、〈○下略〉