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重修本草綱目啓蒙
二十七/卵生虫
赤翅蜂 あかきはねのはち(○○○○○○○○)あかばちに似て、翅黄赤色、端微黒色お帯て、身深黒色、背首足倶に黄赤色なる蜂、間庭中に飛来ることあり、赤翅蜂の類なり、真物は詳ならず、又檐下に窠お為すあかばちは、此と異なり、その翅黄赤色、身は細腰にして、黒と黄赤と斑おなす、南部にて、すがり(○○○)と呼ぶ、漢名木蜂、〈秘伝花鏡〉稚蜂、〈典籍便覧〉細腰〓、〈埤雅〉