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後水尾院当時年中行事
上/正月
一正月朔日〈○中略〉先あしたの御はんお供ず、鰯とかいふ御まなお、白き土器に入て、同じ土器おほひて奉る、〈是おきぬかづき(○○○○○)といふ、至極衰微の時節よりはじめて、其嘉例おうしなはで、今に奉るとか、ふたおおほふは、彼御まな下ざまに専用ものなれば、おほひかくすにこそ、〉