[p.1632]
重修本草綱目啓蒙
三十一/蚌蛤
蚌 どぶがひ〈江州〉だぶがひ(○○○○) からすがひ〈共同上〉 めたか(○○○)〈丹州〉 かたがひ(○○○○)〈佐渡〉たんがひ(○○○○)〈加州〉 ぬまがひ(○○○○)〈南部〉 ながたがひ(○○○○○) えがひ(○○○) えかきがひ(○○○○○) ごうつう(○○○○)〈筑後〉 ごうつうがひ(○○○○○○) ごうつうげ(○○○○○)〈共に同上〉 一名含漿〈爾雅〉 螃蛤〈康医宝鑑〉 合漿〈康熙字典〉 大朴胃介〈郷薬本草〉
どぶがひは、池沢江湖に生ず、湖中の産は大にして、長さ七八寸、或は一尺に過ぐ、形状狭長にして一頭広し、〈○下略〉