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大和本草
十四/介
淡菜(井がい) 海中にあり、延喜式に貽貝と雲是なるべし、東海及筑紫の海に多し、蜒(あま)かづきてとる、本草に一名東海夫人と雲、その形お以名づくといへり、〈○中略〉みるくひと訓ずるは非なり、みるくひは西施舌なり、