[p.1647]
土左日記
十三日〈○承平五年正月、中略、〉船にのりはじめし日より、ふねにはくれないこくよききぬきず、それはうみのかみにおぢてといひて、なにのあしかげにことつけて、ほやのつまのいずし、すしあはびおぞ、こゝうにもあらぬはぎにあけてみせける、