[p.1658][p.1659]
屠竜工随筆
したゝみはきさごの事なり、此貝お童の戯に、舌の先に吸つくれば、舌のだみて物の言憎きゆへに、名づけたり、古歌に
あづまにてやしなはれたる人の子はしたゞみてこそものはいひけれ