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大和本草
十四/介
梵貝(ほふがい)〈○中略〉 俗にほらの貝と雲、大螺なり、仏書に法(はふら)螺と雲、是なり、海中或山土の内にあり、大雨ふり山くづれて出る事あり、出て大に鳴くと雲、本邦昔より軍陣に用て吹之、〈○中略〉又本邦の山伏これおふく、