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倭訓栞
前編十八登
とき 昼夜十二時(○○○)の刻は、日の運りおくるりと取まはしたる寸より出づ、日出の所お本として、混撥子にてはこび見れば、十二に分るゝ也、日出は寅也、何ほど北へよる時も、寅の方よりはよらず、亥まで十二寸也といへり、阿蘭陀の法は、昼夜お廿四時に分つ(○○○○○○○○○)といふ、