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枕草子
十一
時そうするいみじうおかし、〈○中略〉夜なかばかりなどに、〈○中略〉時うしみつ(○○○○)、ねよつ(○○○)など、あてはかなるこえにいひて、ときのくいさすおとなど、いみじうおかし、ね九つ(○○○)、うし八つ(○○○○)などこそ、さとびたる人はいへ、すべて何も〳〵よつのみぞくいはさしける、