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年山紀聞

ねよとの鐘御釈雲、宿与殿金は亥の時の鐘なり、日本紀〈天武紀〉雲、十三年冬十月己卯朔壬辰、逮于人定(いのとき)大地震、これ同じ日本紀に、日没お酉の時とし、昏時お戌の時とよめるごとく、亥の時に人寝て定まれば、かくは義訓せり、