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梅花心易掌中指南

聞声聞音占(○○○○○)例凡声お聞、音お聞て占には、聞たる声いくつとかぞへて、八払にして上卦おつくり、占ふ時のかずお加へて、八払にして下卦おつくり、総数お合て、六払にして動効おとるなり、或は風にて物お吹たふし、又は何物にても上より落る音、又は波の声、風の音、又は人の諦さけぶ声お聞、或は人来て門戸お擊敲の声お聞ても、皆起卦可占吉凶者也、