[p.0844]
続古事談
五諸道
医師采女正盛親がもとへ、十七八計なる女来て、 まへのあななし( ○○○○○○○) 、いかヾすべきと雲ければ、これおみて、ちからおよばずと雲ければ、なく〳〵かへりにけり、後に秀成と雲医師これおきヽて、その女およびて、針のかたなにて、かはお、さしきりたりければ、世のつねの人のやうになりにけり、希有の事なり、