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日本医道沿革考
亮、按ずるに、〈○中略〉明和中に至り、垣本鍼源なる者あり、又 刺絡( ○○) に精しきお以て、名お京師に顕す、〈○中略〉恒に曰く、鉄鍼は、皮肉お刺す、甚だ利にして、気血お傷らず、我技、従前鍼家の妄破るに足ると、因て鍼灸復古お唱ふ、世之お目して 古方鍼( ○○○) と雲ふ、