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叢桂亭医事小言

痘瘡 結痂
酒湯は本邦何れの時より行るヽや、未考、唐土のなき所なり、役の行者の浄瑠理に、酒湯の創の事あり、又虚談なり、十二朝お一番湯と雲、十五朝お二番湯と雲、此時に軽痘はかけることのなる人も有り、 必ず日数お以て論ずべからず( ○○○○○○○○○○○○○) 、全く痘の軽重にあり、